コラム >>> 2000年02月
2000-02-28 カレンダー制作
あらためて、今日が終わってから今年はうるう年なんだ……などと気がつきました。
今月も明日で終わり……そろそろ、春って感じにはなってきたけれど、まだ東京は寒いようです。
で、カレンダーを作りました。
何でわざわざ作っているかというと、自分たちの使いやすいものがなかなかないからと言うのがある。
だったら、自分が使いやすいものを自分で作ってしまうのが一番早いという事で、アドビのイラストレーター（絵を描く人にはおなじみのソフト）を使って、毎月月末になると再来月のものを作り出す。
で、結局仕事のスケジュールとの兼ね合いで、自分で5月まではあったほうが言いと解かり、5月まで制作（プリントはまだ）……はっきり言って、文字だけのものすごくシンプルなやつ。業務用に派手なわたしのイラストなんぞあったら、目が疲れるだけっす（笑）。
でも、ただ数字をならべたわけじゃなくて、一番最初に作った時は、フォントとかちょっとこだわったりして、作っている。シンプルでちゃんと予定が書き込めて、程々に大きさのものを毎月作っていて、去年末から、同じデザインで作っている。
一応、職業が職業なので……いくら自分用でも、少しは気の利いたものを作らないとねぇ（笑）。
2000-02-26 久々にドラマを見た
今日はめずらしくドラマを見る。稲垣吾郎主演の「明智小五郎」だ。
正直言って、期待していただけに、面白くなかった。「明智小五郎」シリーズは、今までの役者の中では、特に嫌いな役者もいないし、どれもそれなりに楽しめた。一番面白いのは、わたしが子供の頃にすでに再放送だった連ドラのものだが、賛否両論のフジTV系の2時間モノもわたしには、十分楽しめた。
基本的に、ミステリーは好きなのもあるが、ドラマを見ないわたしも、ミステリーモノで原作がしっかりしているものは、結構見ている……あたりはずれがないからだ。
一番好きなのは、「TBS」系でやる「浅見光彦」なのだが、TBS系のものではないと浅見光彦はあまり面白くない。他の局のは役者が好きじゃないものあるんだけどね。
で、今回の明智小五郎だが……話は面白い、当然だが……しかし、時代背景が気に入らなかったのだ明智小五郎シリーズは、確か大正の終わりとか、昭和のはじめだったように記憶があるのだが、あの時代にはありえない小物がありつつ、どうもしっくりこなかった（某S氏もそれにツッコミを入れていたが）。
だいたい、日本にモトクロスタイプのバイクがあるのだろうか？
要所要所に出てくる小物は、何だか古臭いのだが、どう考えてもあの時代にはありえないインテリアが多すぎる。照明器具のデザインとか、服装も明智小五郎だけが、あの時代風のレトロなスーツで、あとの人間は、意外とどうでもいいものを着ていたりした。
なんか、そういう話をぶち壊すものって気になってしょうがない（笑）。
今、連ドラは「モナリザの微笑」だけ見てるのだが、あれもどうしても突っ込みたい部分が山のようにある。
せっかく、設定がいいのだからどういう細かい部分も作っても欲しいと、いちユーザーとして思う、今日この頃……。
2000-02-19 ちょこっと絵の話
はじめは、毎日書こうと思っていた日記も早々書いてない事に気がついた。
パソコンには毎日向かっているのだが、メールの送受信以外でネットににもろくにつないでない。テレホが無駄な気が（笑）。
2月8日……日記で絵の話を書いたが……今日、もう10年来の友人Tから、フォトシッョプを教えてくれと言われたので、パソコンの前に一緒に座ってもらい、説明をする……が、Tはすでにパソコンが解からない(-_-;)。
まぁ、パソコンが解からなくてもソフトは使えるのだがねぇ。
ただ、その友人の場合、ソフトの前に絵の描き方を覚えないと行けない気が……。ようは、何を使って絵を描こうと、技法が多少違うだけで、絵を描く事には代わりないからだ。前にも日記に書いたが、パソコンを使って絵を描く場合、パソコンという画材を使うだけだからだとわたしは思っているからだ。
大体のクリエイターは、そう思っているのではないかと思うのだが……クリエイターズネットのイラスト系の作家たちはどう思っているのだろうか……。
ちなみにわたしは、ペインターは持っているのに使わない。何故なら無駄に重いからだ（爆）。
それに、フォトショップとイラストレーターを使って描く事に慣れてしまったのもあるのだと思う。人間、慣れている事をするのが一番楽だからねぇ（笑）。
2000-02-13 キーボードがぁぁぁぁ（￣□￣；）！！
ここ何日か忙しい。
毎日、パソコンないし、机に向かって絵を描いている。まぁ、仕事で忙しいのはいい事だ。
先日、と言うか11日。わたしの中で大事件が起こった。
わたしは、机に向かっている時、タバコを吸いながら、お茶を飲みながら仕事をしているのだが、今、資料やら何やらで机がものすごい事になっているため、灰皿やマグカップを置く場所がない。まぁ、パソコンデスクには、無理矢理パソコンを2台置いているため、はじめからキュウキュウでキーボードを並んでふたつは置けない状態ではあったのだけれど……。
で、何があったかと言うと、キーボードにお茶をこぼしたのだ……しかも、MAC。
DOS-V機は、キーボードも余っているし、何とかなるのだが、MAC用はひとつしか持っていない。MACのキーボードは、それ自体に電源ボタンがついているので、代用がきかないのだ。とりあえず乾かしてはみたものの、中の基盤のほうまで水滴が入り込んでいるのが見える（こういう時、スケルトンは便利だ）。
一日乾かしてみるが、結局、中の水は乾ききらないので、次の日、秋葉原へキーボードを買いに行く事に決定。まぁ、使おうと思えば使えるんだろうけど、あっても困らないし……。
いとこが勤める某大型電気店へ行き、話をしてから、進められた店へ行くが、そこには希望のものはなく……っていうか、MAC用のキーボードは高い（1万5000円ってなんだよ）。結局、歩き回って、いとこにもう一度会いに行き、隣の店を覗くとそこに希望のものがあった（爆）。
午前中のうちに出かけたのに、帰ってきたら夕方でした……。
で、一緒に出かけた某S氏が一言……「ホームページの日記に書く事が出来たじゃないか」……そういう問題か(T-T)
でも、しっかり書いてるけどね（爆）。
2000-02-08 絵の話……絵の描き方
今日は日記と言うよりも絵の話を少ししようと思っている。
わたしは、あまり自分をCGイラストレーターだとは思ってない。というのも、PCはわたしにとって、画材のひとつというだけであって、CGを描いていると言う意識があまりないからだ。別に、紙やキャンバスに直接描いて、絵の具なりカラーインクなりで描いていてもいいのだが、たまたま、パソコンという画材に出遭って、使い出したら使いやすかったから……という感じで、パソコンを使っているのだ。
高校生時代は、絵を描こうと思って美術を学んだ……高校の終わり、ある漫画家の先生との出逢いで、アシスタントをはじめた。プロの現場では、ものすごく勉強になった。
多分、今までの人生で、何事にも一番勉強になり、わたしの糧となり、影響を受けた時代だったと思う。
何故、絵を描こうと思ったのか……多分、小学生の頃の美術（その頃は図画工作という授業だった）の授業。人よりもほんの少し、絵がうまかった。また、先生がとても面白い先生だった。そこから、絵を描くという事が楽しくなった。
意外と簡単な理由だったりする。
大分前だが、小学校1年生の時の作文が出ていた事があった。お題は「将来の夢」。そこには、「将来は絵描きになりたい」と書いてあった……（笑）。
わたしの今の絵は、はっきり言って、CGにはむかない絵をしている……と思う。他のCG作家の絵を見ると、特に下絵を見ると、描き方が随分違うように思う。CGの描き方の本を見たりしても、正直役に立った事がない……下絵の描き方を変えれば、役立つのだろうけど。CGを描いている人なら解かるだろうが、CGの原画は、線が途切れていないほうが、後で色が塗りやすい。が、わたしの絵は、影響を受けたものが、漫画のせいか、線が途切れていたり、1本の線で描いてはいない。ようは、後からペンを入れるという作業があるから、鉛筆描きの時点で線が奇麗である必要がないからだと思う。
アニメーターの原画を見ると、鉛筆の線があまりにも奇麗で、感動する。
で、わたしが絵を描く時にとっている手法は、いきなり原画ごとPCで描き出す事もあるが、基本的には紙に下絵を描いて、ペンは入れたり入れなかったりはあるが、最終的な線画はイラストレーターでトレースして奇麗に直す。で、肌とか髪とか洋服とか部品に別けて、フォトショップでマスクをかけて、ガシガシ塗る。イラストレーターで色を塗る事も多い。しかも、マウスで……マウスに慣れたら、ペンタブレットで描くほうが面倒になったからだ。特にイラストレータは、マウスのほうが作業しやすいと感じる……まぁ、好みは人それぞれ。
背景は背景で描いておいて、後から合成する事が多い。背景も同じ手法で描いている。
人に聞くと、わたしは大分独特の方法で描いているらしいので、参考にはならないと思われる。
2000-02-06 姉上と劇団の人々
ちょっと仕事で忙しくて、日記をおサボり中。
某いとこの姉上に、仕事用の資料を借りに行く。ついでに、姉上の劇団メンバーと久々に逢うが、知ってるメンバーは半分くらい。まぁ、知ってるメンバーが今日は休みだったのもあるのだが……。しかし、新たに入ったメンバーが、何と知り合いと言うか、お世話になった某会社の結構偉い人だった……しばらく気がつかなくて、大変失礼を……＜でもスーツじゃないから気がつかなかった……。
世の中色々あるものだ（笑）。
ついでに、姉上から仕事がやってきた……急ぎじゃないらしいので、のんびりやる予定だが、やっぱりDTPは作っていて、面白いと思う。その画面全体を、わたしの腕を使ってデザインをする……なんかかっこいい（爆）。
でも、DTPでやっていて、本気で面白いと思うのは、精々はがきサイズ。あんまり大きいと、作ると言うか、レイアウトを考えるのに押しつぶされる。小さなモノに、その入れなくてはならない情報をレイアウトして、かっこ良かったり、おしゃれであったり……そういうほうが、楽しいなぁと思う今日この頃。そして、出来上がったものを見た、クライアントの喜んでいる顔を見るのが楽しい。そういう時は「デザインしてて良かったなぁ」と思う。
基本的には、絵を描きたいけど、DTPも捨てたもんじゃない……タイポグラフィ、真剣に勉強しようかな……。
2000-02-01 MACイカれ話、その後
と言う事で、2月になってしまいました……MACのバックアップは終わりました。あとは、フォーマットをかけて、OSの再インストールだけです。でも、その後にそれぞれのアプリケーションを入れて、ドライバ各種を入れて……あぁぁぁ、面倒くさい。
誰か代わりにやってくれたり、寝てる間に小人さんがやってはくれないだろうか。でも、そんな事言ってると、仕事も小人さんに……などと、言い出しそうだ（爆）。結局、何でも自分でやるしかないよね。幸い、仕事は自分で選んだ好きな仕事だし、PCだってわたしの愛するMACだし……。
これが、WINだったら、画面にパンチだね（爆）。＜WINも持ってるけど……。
