コラム >>> 2002年08月

 
 

2002-08-24 久々の観劇、荒波次郎(ネタバレアリ)

王立劇場第4回公演、その名も「荒波次郎」見てきました。
後藤ひろひと作品は、「北大阪信用金庫」以来の2回目です。もっとも、わたしの見た「ほっきん」は後藤氏が脚本を書いていると云うだけで、演出まではしていないようですが……。

あらすじ
外国の首相の来日演説。訳の分からない言葉で何かを力説する首相は、何者かによって狙撃され即死。付近には狙撃できるようなポイントは一切ない……あるのは、背後の海、遙か遠くで揺れる船だけ。
死因は、後頭部を縦断で一撃。
そんな中、犯人として浮かんだのはファイルネーム「シー・オウル」と呼ばれる殺し屋だった。
同じ頃、ひなびた漁師町で静かに暮らす海の男、次郎のもとに幼なじみのとおるが訪ねてきた。旧交を温め合う二人。しかしその時見慣れぬ男が黙って次郎の家から出てきて去っていった。
そして都会のジャズバーで歌う女ステラ。酔っぱらいにからまれ「自分は歌手だ。ホステスじゃない」とつっぱねる。だが何か忘れたいことでもあるのか、今夜も自ら飲めない酒をあおる。そして、そんな彼女に思いを寄せるウェイター、ひろし。
さらにシーオウルを追い続ける、生きる凶器のような刑事飯塚。
そこへ新入りなのに誰よりも偉そうな男・芋宮殿が助手として赴任してきた。23歳というが、とうていそうは見えない。むしろ、43歳。
次郎の家に忍び込んでいたのは変装の名人・芋宮殿だった。
彼は「現役漁師が怪しい」という。
また次郎が漁師として教えを乞う片腕の男「おやっさん」こと磯崎信三郎。彼は実はスナイパーとしての師匠でもあった。ファイルネームは「荒波太郎」。
そんな中、先日の狙撃で死んだはずの首相が、何故か生きていて、町で建物をこわして暴れていることが、報道される。
次郎は報酬を返そうと言う。だが、その時すでにおやっさんは全額を使い果たし、金は残っていなかった。
仕方なく次郎は再び、首相暗殺を試みることに……だが、それは失敗に終わる。
町の研修センターではサラリーマンの研修会が行われていた。自己解放の授業には、ウサギになって人間を忘れるとおるの姿もあった。
講師に悩みを打ち明けろと言われて、次郎の家で見つけた高性能ライフルの話をする。だが、ウサギの姿をした講師は、刑事芋宮殿の変装だった。
サイボーグ化した首相が次郎の家を襲う。自分を狙撃した男を捜していたのだった。
次郎は銃で応戦するがまるで歯が立たない。
すんでのところで彼を救ったのは謎の男ジャガーだった。
彼は「メカなんちゃらキラー」。首相はある組織のてによって「メカなんちゃら(サイボーグ)」に改造され、殺すには彼の「メカなんちゃらショックなんたら」でないと無理だという。そして、首相の狙撃を次郎に依頼したのが、その「ある組織」自体であることを知り、自分は利用されたことを知る。
そんな中、徐々に次郎を追いつめていく飯塚と芋宮殿。
ステラが次郎の元婚約者・まりこだと知った飯塚は、狂気にとらわれまりこを誘拐。
その頃、次郎を追いつめた芋宮殿は、とある男と短銃で向き合うことを命ずる。
遙か海の上、その男を見た次郎は唖然とする。
男は、師匠「荒波太郎」であった。

と、こんな感じ……長いな(苦笑)。
ちなみに今回行って来た劇場、スペースゼロは、数年前にとある作品見たさに何度も通い詰めた劇場であり、そこへも久々でした。
なんつーか、ひたすら腹を抱えて笑いっぱなし&ホロリとお涙ちょうだいといった、小劇場らしい作品でした。
やっぱり、こういうチープ(?)な作品は良いですよ。格式高い劇団ナンチャラのミュージカルより遙かにこういう作品の方が好きです。でも「ラ・マンチャの男」と「レ・ミゼラブル」は見たいですがね。いや、劇団ナンチャラも何度も見てますがね……。
まぁ、そんなこたぁ、どうでもいいんだよ!
で、感想……「ほっきん」からの続きというか、再登場のジャガーと主人公をつけねらうサイボーグがやっと掴めてきましたというか、前回はジャガーとサイボーグ、主人公の関係がイマイチわかりにくく感じたのですが、今回はそれを感じませんでした。
なんつーか、出演者も豪華(日替わりゲスト出演者も豪華)でそれだけでも見応えがあるのに、全員が全員とも濃い、濃い……。誰ひとりでとして、欠けてはいけない見事な作品で、突拍子もない設定が、ちゃんと組み込まれていて、確実に前回より面白く見れました。
まぁ、この辺は、役者の力量もあるのかもしれませんが……(苦笑)。
やはり、劇場の規模もあるのか、こういったチープ作品は、客席が1000を超えてしまうと、それだけでイメージが変わって見えてしまうのでしょうかね。200〜500位の客席で見るのが、一番だと思います。そうじゃなくても、大きな劇場になってしまうと、役者の息づかいや間がわかりにくく感じるので、今回のような勢いで押していくタイプの芝居では、余計にそう感じました。

2002-08-18 映画と祭

17日、ハリケン&リュウキ映画初日、見に行ってきました。
色々、云いたいことはありますが、某氏が云うなと云うので、黙っておきます。
感想等も、ネタバレになってしまうおそれがあるので、とりあえず今は控えておきます。

で、18日。
地元の祭に参加してきました。もっとも、わたしは杏飴食いながら、見るだけでしたが。
わたしの地元の祭は、ニュース等で取り上げられるような、割と大きな有名なお祭りです。
しかし、東京の祭と云えば、三社祭(浅草神社)の方が名前的には有名なので、実際はあまり知られていないのが、現状のようです。
我が深川のお祭りは「子・卯・午・酉」の年に本祭が行われ、後の年は「影祭」と云われ、大々的に御輿を担ぐようなお祭りはしません。
今年は午年なので、盛大な本祭でした。
規模的にも、御輿は百機近く出たり、浅野5時には御輿を担ぎ出したりと、本当にすさまじいお祭りです。
また、この真夏に御輿を担ぐことから、水をかけるのがお約束になっており、見ている者にも、水がかかるほどです。しかし、今年は天候は思わしくなく、残念ではありましたが、それでも水をかけたりとそれなりに盛況だったようです。
ここで、お祭り豆知識。
深川祭では、御輿を担ぐ際のかけ声は「ワッショイ」です。ちなみに三社祭は「セイヤ」。
この「ワッショイ」というかけ声、きちんといわれや、意味があります。
「ワッショイ」とは「我背負う(い)」と書きます。
これは、「我らで神様を担いで、祭立てよう」という意味だそうす。
この意味をを知っている人は、もう数少ないとは思いますが(実際わたしも10代後半に知った)、素敵な、すばらしい意味だと思います。
こういったかけ声の伝統は、ぜひ守り次いで行くべきだと、わたしは思います。

2002-08-14 ロケですか?ロケなのですか?

8月12〜14日の3日間、実は夏休みでした。
特に何処へ行ったとかはなかったのですが、はにぃちゃんと休みが重なったため、はにぃが上京して参りました。
女ふたりで何してたかって云うと、まぁ、毎度の如くダラダラ過ごしたんですがね……楽しかったです。

12日。
コミケ疲れで、伊苑ノックダウン。
目が覚めたら、夜7時前後。8時には、はにぃが松本を出発し、10時半には東京に着く予定。
10時45分頃、はにぃ、東京に到着の電話が入るので、駅まで迎えに行く。
そのまま、ご飯食べたり、話をしたりして、明け方就寝。

13日。
この日から、事件(?)は始まった。
夕食を食べた後、いつもの帰り道のコンビニ前に、とあるバイクが止まっていた。
その名も「HONDA ZOOMER」。
片目の外観デザインのマシンが多いHONDA車の中でも、スチール製のパイプをリア部分に使用していたり、極太のタイヤを装着していたり、ダントツに遊び心あふれるデザインで、昨年6月に発売された50cc(正確には49cc)スクーターだ。
で、何が事件かというと、このバイク、「仮面ライダー龍騎」で、使用されているものなのだ。しかも、止まっているバイクはカラーも同じだったのだ。
はにぃとふたりで、その劇中で使用されているバイクを眺めながら、
「実は、ロケしてたりしてねぇ」
「コンビニの中に、シンジがいたりして」
「いるわけないだろぉ」
なんて、話しながら、帰宅をした。
実際、伊苑の家の周辺を含めた、東京江東区、中央区、江戸川区周辺は、ドラマ等のロケがとにかく多く、その中でも特撮番組のロケには、しょっちゅう使用されている。
伊苑の知る限りでは、近年放送された東映戦隊のゴーゴーファイブ、タイムレンジャー、ガオレンジャー、ハリケンジャーと4年連続で、ロケ地として使用されている。また、昨年の仮面ライダーアギトでも、ロケに来ていたようだ。
特に、ゴーゴー、タイムは、基地の外観が、伊苑の家の真向かいだったり、ガオのロケ地も、伊苑の部屋の窓から見えるという、とんでもない場所だったりする。
ガオレンジャーのロケに至っては、実は見れはしなかったが、ロケに来ていたのは知っていたりもしたし、うちの母親に至ってはロケを見たらしい。

そして、そのまま夜を明かし……そんな、プチ事件がありつつ、14日。
この日は、テレビ朝日の「やじうまプラス」という生放送番組の中で、「ハリケンジャー&龍騎」の映画の番宣のため、シンジ役の須賀氏と、ハリケンブルー役のナオちゃんが出演すると云う話で、ふたりでその番組を見ることになった。
番組を見ながら、ふたりで、さわやかな笑顔のナオちゃんを見ては
「かわいいねぇ」と、
異常なまでに目が腫れている須賀氏を見ながら、
「前日に遅くまでロケでもしてたのかねぇ」
「でも、何度見ても綺麗な子だねぇ」
などと、のんびり話しながら、番組を堪能。
さらに、ここで事件への前振り。
今、テレビ朝日野本社は、工事をしているらしいのだ。
そのため、東京は東陽町という場所に、仮本社を設けている。そして、その場所は伊苑の最寄り駅の二つばかり隣の駅なのため、良くテレ朝のロケバス等が通るのだ。
で、事件発生。
この夏休み期間の間、テレビ朝日では、午前10時半から11時半までの1時間の間、アニメや特撮番組が、再放送されている。
この週は、映画へ向けて「ハリケン&龍騎」が、放送されていた。
やじうまを見た後、ぐだぐだ過ごしながら、ふたりで、放送を見ていたときのことだ。
昨晩に見た、ZOOMERが写った。
その時、わたしたちは、モニタの前で硬直した。
そう、シンジのかぶっているヘルメットが、昨日止まっていたバイクと一緒に置いてあったヘルメットと同じだったのだ!
もしかして……そ、そう云えば、地上を走る謎の地下鉄、東西線沿線も龍騎のロケに使用していた……。
も、もしかして……。
本当にロケやっていたのか ( ̄□ ̄;
とりあえず、はにぃとふたりで、唖然としつつ、番組終了。
さらに、謎は残ったまま、14日終了。
15日から、わたしは仕事。はにぃは、帰宅して、夏休みは終了しました。
とにかく、2ヶ月以内の、龍騎の放送を見れば、謎は解けるはず。
もし、近所が写っていた場合、男泣きする伊苑がいること請け合い。
果たして、どう出るかは謎だ。

2002-08-10 夏祭りとオフ会

HDDは何とか人の手を借りて、復活しました。まぁ、何だかんだでOSは不安定なままなのですが……。
てことで、夏のヲタクの祭典、コミックマーケットに行って来ました。
特に欲しい同人誌があるというわけでもなかったのですが、まぁちょっと覗きたいサークルもあったので、といった感じです。
まぁ、ヲタクならいっとけよ! って感じでしょうかね。
とりあえず、ヒエピタとか、イロイロもって前日から準備は怠らず、それでも開場までも数時間は、友人夫婦と一緒とはいえ、シンドかったです。
会場に入ってからは、某オネーサマのサークルへご挨拶。ウロウロしては、オネーサマの所に戻り、売り子なんかもしてみたり、そこにゾクゾクとチャット仲間が数名やってきたりして、すでに軽くオフ会状態。
その後、某チャットの皆様と本格的にオフ会の為、浜松町の待ち合わせ場所へ移動。その移動の間に、某氏へ電話を数回して、無理矢理オフ会へ参加させてみたり何かもする。
待ち合わせ場所には、すでに何名かがまっていて、軽くお茶をしながら、雑談。そのまま、いったん別行動をとっていたオネーサマ&某氏を待ち、全員揃った所で、上野に移動。
その移動の間に、伊苑軽く堕ちてみたり (;´д`)トホホ
上野で最後のひとりと合流後、ヤマ○ロヤへ……ここで、伊苑ガチャガチャ(1回100円の蛙……ひたすら蛙)に夢中になり、軽く呆れられる。
その後、カラオケへ移動。部屋空き待ちの間、再び軽く堕ちる……が、SSさんに、堕ちるたびに起こされる (;´д`)トホホ
マヂで眠かったんだよ。少しくらい寝かしてくれよ……。
その後カラオケで、食事をしながら(ひたすら食べた)、歌唱タイム。特撮アニソンモードのはずが、伊苑の「夢芝居 byウメザワトミオ」で一気にスナックモードへ。
そんなこんなで、いろんな事があり、落ち込んでいる人2名(苦笑)がいる中、解散。
家について、ひとっ風呂浴びている間に、SS氏から、ワンギリコール有り。
しかし、その後きちんと電話がかかってきたので、しばし雑談。大人な男性SS氏に、伊苑メロメロ……てか、いろんな意味で一安心。
ということで、またもや濃い1日を送って、グッタリ就寝。
皆様、お疲れさまでした m(_ _)m

てか、本当はもっと色々書きたいこともあるんだけど、あんまりにも濃い1日過ぎて、何書けばいいのか、わからんのよ 
(;´д`)トホホ

2002-08-01 HDD死亡

このイライラするほどにクソ暑いさなか、さらにイライラする出来事が……。
日記のタイトル通り、HDDを死亡させました。現時点で、まったくもって原因不明です。
何をどうしていいのやら、全く持って解らないため、ホトホト困っています。とりあえず、サイトにアップされているHPデータは、落としましたが、その他のHDDのデータが心配です。果たして、どうやって復旧させていいものか……。
一番手っ取り早いのは、弟のWINマシンにHDDを増設させて、データだけでも救出するのがいいのかもしれませんが、HDD自体がイカれているようだったら、まぁ無理なので……。
さて、どーすっかな……。

 
     
 
蝶
蝶