コラム >>> 2003年10月

 
 

2003-10-27 規制とモザイク

先日、普段は見ないとあるアニメを偶然見る機会があった。多分そこそこ有名なある探偵モノのアニメだ。
もう見始めたときには、物語は佳境で、探偵がトリックをあばき、犯人を追いつめているところだった。そして、犯人は素直に自白、逮捕…普通なら、そこでメデタシメデタシなのだろうが、そのお話にはさらにいつも犯人達のウラで、操っているという設定がある(毎回ではないかもしれないが)。
そして、犯人が刑事に連行されていくシーン。そこで、犯人はその場にいたその他大勢に背中を向けたときだった。その他大勢のひとりが急に犯人の背中にナイフを突き刺したのだ。
別にそのシーン自体が問題なわけではない。ドラマなどでも人が刺されるシーンはよくあることだ。問題はその絵なのだ。
なんと女の持つナイフ、そして刺された背中にモザイク(正確には白いボカシ)がかかっていたのだ。
一瞬、わたしは目を疑った。何でこんな事をする必要があるのかと。
ようはそれが、テレビ局によってまちまちではあるが、規制というやつなのだと気がついたのは、そのすぐ後だった。
しかし、それは本当に必要なモザイクだったのか。
そのシーンのその絵は必要だったのか。
人が刺されるシーンを描くときに、他の表現の仕方がなかったのか。

話がそれるが、ここ数年放送されている仮面ライダーは改造人間ではない。どうやらそれも、差別にあたるといったことでの規制によるためらしいのだが、わたしは細かいことは知らない。しかし、本当に改造人間が差別にあたるのかどうか。
確か、同じ仮面ライダーで人が死ぬシーンは、灰になっていくのもどうやら規制のせいだという話だ。同じように現実ではあり得ない頃され方をしているのも、規制のせいだという話だ。
確かに、子供番組で露骨に流血シーンを描くのも考え物だが、少なくともわたしは改造人間は差別にはならないのではないかと思う。

話を戻して、その探偵アニメの刺殺シーン。
モザイクがかかるようなことになるのならば、先に対処は出来なかったのか。
例えば、バストアップの絵で処理をする。ナイフを持っているても刺される背中もバストアップで描いて、人が刺されたシーンを表現することは出来なかったのか。
何か他にも表現の仕方があるように思う。
そして、規制のあり方も考える必要があるのではないのか。
某国営テレビ局では、それが作品に必要なシーンであるならば寛大に処理をしているらしい。
ではそのアニメの刺殺シーンは番組上必要なシーンなのか。それは多分YES。何故なら、犯人が警察に黒幕のことを話してしまわないように口止めのための刺殺だから。もっとも刺殺する以外の口止めの仕方もあるだろうけれど、それは原作にそったシーンなので、やはり必要なシーンなのだろう。
これが他の局であったのならば、もしかしたらそのシーンにモザイクがかかることはなかったかもしれない。

今回のことを振り返ると、何を規制して、何を規制しなくて良いのかを考え直さなければいけない気がする。
暴力シーンと一言で片づけてしまって良いのか。差別だといって、全部規制するべきなのか。
規制して、全部隠せばそれで問題ないのか。
これでは、何が良くて何が悪いのかすら、わたしには解らない。

余談として。一番規制が厳しいといわれている某テレビ局で放送されたアニメでは、ナイフが丸ごと削られていたらしい。空気イスならぬ、空気ナイフだったそうな。
それでは、いったいどんなのシーンなのかすら解らないと思うのはわたしだけか?

2003-10-15 夜行性生活と足のトゲ

仕事が忙しくなると、どうしても日記をサボりがちです。
ふと気がつくと、また1週間も更新していませんでした。

もともとわりと夜行性ではあるのですが、最近仕事をつめているせいか、ますます夜行性になってきました。
だいたい寝るのが午後になってから、起きるのは夜の8時とかそのくらい。
早くても朝日よりは寝る時間は遅いです。そして夕日の後の目が覚めます。
ちなみにコレを書いている今は、午後2時前。コレを書いたら、寝るところ。
本当は、こういう生活ってイヤなんですが(出来れば、昼までに起きて仕事を始めたい)何だか、こんな生活になってしまいました。
まぁ、父の仕事が夜勤なので、夜行生活を止める人間は家族にはいないのですが……。

で、昨日の話。
夜9時を回ったくらいに目が覚め、夕食を撮る前に、ふと気がついた。
足が痛い。
足全部が痛いわけではなく、右足の親指に変な感覚があるのだ。
で、ふと見るとそこには1本のトゲが。しかもかなり太い。
どうやら、ふすまのサンに足が触れたときに刺さったらしい。触るとものすごく痛い。
ちょうど母が近くをウロウロしていたので、母に手伝って貰ってトゲ抜きをすることに。
しかし、これがまた頑固で、トゲ抜きを使ってもなかなか抜けないのだ。結局、母の提案で針を焼いて、それを差し込んで皮を切って抜くことに。
もう、痛いの何の (;´д`)トホホ
その後もしばらく痛く、それから12時間以上たった今も痛いです。
さっき風呂に入ったら、しみました。何だか、今でもヒリヒリしています。

ちなみに、わたしは裸足族で年内ギリギリくらいまで、家の中では裸足で過ごすのですが、今回のことを機にちょっと裸足を考え直してみることにしました。

2003-10-07 引っ越し終了

だと、信じたい。心の奥底から……。

いや、ごめんなさい。全然終わってません。
終わったのはPC移動と、電話回線の移動くらいです (;´д`)トホホ
部屋の中は、ダンボールでイッパイです。前の部屋にもまだに持つがテンコモリです。

で、5日に運送屋さんに荷物の移動をお願いしたのですが、色々大変なことがありました。

  • 運送屋との話し合いが食い違っていて、運んで貰えない荷物があった。
  • 運んで貰うことになっていたベッドが階段を通らなかった。
  • 同じく運んで貰うことになっていたPCデスクが、やっぱり階段を通らなかった。

で、前の部屋にはいまだに荷物テンコモリで、入らなかったベッドが置いてあります。デスクは諦めて捨てました。今はお膳で仕事してます。
とりあえず、しばらくはお膳ですが、近いうちにデスクを買う予定。
じゃないと、腕がツライです。クビもツライです。肩こりが酷くなりそうな予感です。

2003-10-01 引っ越しは佳境

だと、信じたい。心の奥底から……。

というわけで、ソファを捨てました。
かなり大きなソファで、身長150cm程度の伊苑が、横になれてしまうという代物。しかもソファベッドにもなるのだが、そうすると小柄な人なら3人寝られる(経験済み)という、超大型ソファ。
大きくて使い勝手は良かったけど、大きすぎて使い勝手が悪かったり、もう大分使っているので、相当ボロくなっているとか、諸々の理由で捨てていまいました。
そのソファと共の籐製のテーブルも捨てる予定なのですが、これが母の話によると、分解して普通ゴミに出せるそうなので、今回はソファだけを粗大ゴミに出すことにしました。

  • 15:00
    母から電話。ソファを捨てる際に、某氏に手伝ってもらえるのかどうか確認される。
  • 15:30過ぎ
    母が捻挫しているわたしのために、食事を持ってきてくれる。その際にまた、某氏に手伝ってもらえるのかどうか、再確認されたので、某氏のだいたいの帰宅時間を伝える。ソファは22:00頃捨てることに決定。
  • 20:00少し前
    某氏帰宅。その後食事。
  • 21:00少し前
    トリビアの前にソファをとりあえず廊下に出す。その後トリビアを見ようとTVをつけたら「さんまのまんまスペシャル」だった事が判明。しばらく見ていたが、途中から「宇宙刑事ギャバン」のビデオを見る。
  • 21:30
    伊苑、ギャバンの主題歌を歌いながら落ちる。
  • 22:00過ぎ
    母がソファを捨てるため、手伝いに来てくれる。伊苑頭はまだ寝ぼけている。
  • 22:30
    ソファを捨ておえ、伊苑再び落ちる。

ということで、 ソファを捨てる際に伊苑は全くの役立たずだったこと判明な1日でした。

 
     
 
蝶
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