コラム >>> 2004年10月

 
 

2004-10-27 母の愛は宇宙の愛

といっても、わたしの母ではなく、ウルトラの母。
今月どころか先月からろくに更新してないので、母の話し含めて、日付はバラバラですが最近の出来事をまとめて…。

東京国際映画祭に、ウルトラマン(ULTRAMAN/監督:小中和哉)も出品されておりますが、なんとその会場に「ウルトラの母」が登場。しかも母なのに振袖。その上、その振袖は200万円。
しかし、そのお着物。わたしたちから見れば高価な代物だけど、何万歳のウルトラマンたちにとってはどのくらいの価値があるものなのか……。

http://www.tiff-jp.net/
http://www.tiff-jp.net/index_j.html

ところでそのウルトラマン、子持ちらしいですね。愛する妻と息子のために戦うウルトラマン。
いいかもしんない。

つい何週間か前に「ブラックジャック」が新番組として始まりました。
監督は手塚真。手塚治虫の息子である。
OPはともかくEDがアレなんで、不安ではあったのですが初回第2回となかなかではないかと思います。どうやら世間ではわりと叩かれているようですが、わたしはまぁこのくらいなら見ていられる、というか普通に満足です。
しかし第3話(10月25日放送)、大変な出来事があった。
公式サイトには、こう「おことわり」がある。

本日(10月25日)放送を予定しておりました「ひったくり犬」のエピソードには、地震の場面が含まれておりました。新潟県中越地震直後ということに配慮し、放送を延期する事とさせていただきます。なお、本日は予定を変更して、10月11日に放送致しました「オペの順番」をお送りします。ご了承ください。

なんともタイミングの悪い話だ。
一生懸命製作したスタッフは気の毒だが、まぁ致し方ないのかもしれない。
しかしこのまま、この話は永久欠番なのか、それともどこかで保管されるのか、が気になるところ。
もろもろの諸事情で、放送はしにくいだろうが、ぜひとも放送して欲しい。

http://blackjack.jp/

で、そのブラックジャックが放送を延期した原因であるのが23日に起きた「新潟県中越地震」。
東京地方が揺れたと感じたときには、ニューステロップがテレビに映し出されていた。そしてさらにその後続けて起こる地震。これを書いている今も、揺れ続けている。
ていうか、今朝揺れた。
うわあぁぁぁん、怖いよー。
新潟に比べれば、東京なんて大して揺れてないんだろうけど、それでも怖いものは怖い。
地震は防げないし、逃げられない。
どうしようもないのなら、あきらめて受け入れるのが一番なのかもしれないが、わたしには無理だ。怖い。
こうしてキーボードを打っている手が、何気に震えている。

うわぁぁぁ、今日はもうダメだぁ、終わりぃぃぃ。

2004-10-14 デカレン&ライダー映画見てきました(ネタバレ有?)

ここ数年、毎年恒例行事になりつつある映画。見に行ったのは、もう1カ月くらい前かも?
もしかしたらまだ見てない人もいるかもしれないので、なるべくネタバレがないように書きますが、多少ネタバレになるかもしれないので、そういうの嫌な人は、気をつけて読んでください。

ちょっと話し飛びますが、変身後の区別がつくようになったら、もう素人ではないらしいです。
ということは、ウルトラマンに関しては、まだ素人にちょろっと毛が生えた程度ですが、戦隊に関しては毛生えまくりらしい。
まぁ、そんなことはどうでもいいや。

で、連休中に行ってきたわけだ。
龍騎以降、何故かずっと初日に見ていたうえに、2回行っていたのだが、今年は初日には行きませんでした。そしてきっと、2回目は行かないと思います。いくらデカマスターが見たくても、な。

まずはデカレンジャー。
ストーリーとしては、そんなに複雑なこともなく、お約束になってしまったレッドとヒロインの恋物語。今年のレッドは惚れっぽいだけに、あんまり恋愛部分にはグッとは来ない。
上映時間が延びた分(例年は約30分、今年は40分以上らしい)、内容が濃くなるのかと思いきや、濃くなったのは、思った通りアクション部分。ひとりひとりのアクションを丁寧に描いてあったり、アクションが見たい人には大満足だったのではないかと思う。でも、戦隊なんだから5人まとまった戦隊ならではのアクションをもっと見せて欲しかったかも。ひとりひとりに懲りすぎていて、そこは残念なところ。
一番おいしいのは、デカマスター登場シーン。わたくし、思わず吹きました。一定以上の年齢の人は「西部警察」のテーマソングが頭に流れたはず。
アレが変身後じゃなくて、グラサン姿の変身前だったら完璧。いやヤリスギ。
さらに欲を言えば、是非変身シーンも見せて欲しかったが、まぁ足りないくらいがマスターは丁度良いのかも。ありがたみがあって。
同じデカレンジャーであるはずのマリーが、戦うヒロインではなく、守られるためのただのヒロインでしかなかったのは、新山のアクション(多分、多少は動ける人な気がするので)を楽しみにしてただけに少々残念。
むしろ彼女の複雑な立場を考えると、バンよりもテツの方が共感しそうだが、まぁ、そこは6人目。オミソっていうか、オマメですから、影が薄い薄い。
個人個人の活躍をとると、センちゃんのシンキングポーズ、ジャスミンのエスパー能力、ウメコ(とマリー)のお風呂シーンと描いているのに、ホージーにいたっては、いまいち活躍の場がないというか、まぁ射撃の腕とか描きにくいのかもしれないけど、ハッカーっていう設定もあるんだから、もう少し生かして欲しかった。アクションシーンしか見せ場がないのは、少々扱いが寂しいかと。
敵のアリエナイザーもエンケン連れてきたりして、おいしいけど、人間態がある意味があまりなかった。なんとなく便宜上にあるだけな感じもするが、他の惑星の人々が、地球で人間のフリして生活してる設定なので。まぁいいか。
でもやっぱりせっかくのエンケン様なので、もう少し見たかった。

ということで、88点。うち、マスター登場に30点(笑)。
見所は、エンケンの目張り。

続いて、ブレイド。
本編よりは酷い事にはならないだろうと思ってはいたが、まぁ可もなく不可もなく。でも本編よりは、確実に面白いと思った。
戦隊と違って、微妙に小難しく描いているので、見終わったあとにいくつかの疑問点があるような、ないような。
でも、いまいちその謎について考えようとか、誰かと今回のストーリーを語り合おうという気になれないのは、やはり本編にハマってないからなのか?

なぜ志村は、橘に近づいたのか……とか、正直ちょっと疑問。以下疑問点まとめて。

  • キングのカードを集めるのに、やっぱり近づいたほうが好都合だったからなのか?単独行動の方が好き勝手出来て、いいように思うのはわたしだけ?
  • 橘さんの行動や言動が、何だかおかしくて、思わせぶりなのはいったい何?さすが橘さん、奇行万歳。
  • ジョーカーの始はスピリットのカードがないと、人間の姿にはなれないのに、何でアルビノジョーカーには人間態があるの?
  • 太陽の弟の演技は、あれ演技じゃなくて素だろ?なぁ?誰かそうだといってくれ。
  • 最後に巨大生物が出たときに、もしかしてキングフォームって、巨大化の「K」じゃないかと思った人、手挙げて (。・_・。)ノハイ。
  • 何で内田春菊なのか、わからない人も手を挙げて (。・_・。)ノハイ
  • 主役はブレイドじゃなくて、カリスって解釈でいいのかな?

やっぱりホロッとさせられたのは、最後のアマネのシーン。彼女の淡い恋心は決して実らないわけだけど、あの純粋な気持ちは、やっぱり暖かくさせたれた。
でも、周りのヘンテコ衣装が台無しなわけだが…誰だ、あの衣装指定したのは(苦笑)。

ところで、今回の映画は毎度おなじみ地元の109シネマズ木場に行ったわけだが、何故か初日に舞台挨拶があった。何で、こんな辺鄙な静かなシネコンで舞台挨拶なんだろうと疑問だったわけだが、バトルシーンで納得。つか、これも吹いた。
まさか、映画館の外で戦っていたとは…こんな体験、なかなか出来ないよなぁ。貴重な体験でした。

ところで、もしかして地面に変な汁みたいな跡が残っているのは、アンデットの体液ですか?そうなんですか、東Aさん?(笑)

ということで、75点。本編はもう点数すらつけられない状態なので、高得点をつけたつもり。
100点あげられないのは、キングフォームのダサさと、ラストの変な衣装もとい、着ぐるみ。
見所は、村上社長と木場とヨッチャン。

まぁ、どっちも見て損はないと思うので、見に行くべし。

 
 
蝶
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