2006-09-16 劇場版「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」を見てきた
調子に乗って、初日に見てきた。 話全然違うが、ウルトラマンが40周年ということは、仮面ライダーは35周年、戦隊は30周年(わたしは戦隊と同じ年)になる。おかげさまで、この夏はオタクは忙しい。
で、ウルトラマン。 子供向けの映画というものは、概ねうるさい。何がうるさいって子供が。ただし、映画(怪獣等)が怖くて泣く子供はうるさくないし、ヒーローのカッコいい姿に感動する子供の声は、これっぽっちもうるさくない。 むしろ微笑ましい。 うるさいというのは、映画に飽きてしまい、走り回ったり、暴れ始める子供。 これは子供だからといって許されることではないと思う。マナーの問題だから。但し、許されないのは子ども自身ではなく(子供に非がまったくないとは言わないが)、それを注意できない大人、というか連れてきた親。 ここ何年か、戦隊&ライダー(主にライダー)で、ずっとそういう目に遭ってきている。もっとも、わたしが走り回る子供を見たのは、アギトだけだが。後は概ね、子供はおとなしかったと思う。もちろん、飽きて話を始める子供はいるにはいるが。
だが、面白い映画を見れば、子供はおとなしい。 今回それをイヤというほど感じた。 怪獣(正確には宇宙人)怖さに、子供が泣いてはいた。だがそれは先に書いたとおり、微笑ましい出来事でしかない。 この「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」は、こちらが驚いてしまうくらい子供がおとなしかった。
面白かったのだ。夢中だったのだ。 どこぞの何とかライダーは、面白くないんだ(爆弾発言)!
ちなみに、わたしもものすごく面白かった。泣いた。
まず最初のバトルシーンで燃える。 まだまだ特撮ファンにはCGに対する嫌悪感を抱いている人も多いようだが、十分な出来を見せてくれる。どこぞのス○ーウォー○(小心者なので伏字)のCGより、遙にレベルが高い。 さすが板野サーカス!!! あんなCGが見れるなら、CG大歓迎だ(当然だが、CGだけでは困る)。
テーマこそ、ひとつしかなく「ウルトラ兄弟からメビウスへ、メビウスから子供達へ、そして子供からまたメビウスへ引き継がれていくもの」と一見ちゃちくも感じるが、それをじっくり描く事で、みている子供達にしっかりと植え付ける。 いちいちダンディ4の台詞が染み渡る。 「我々ウルトラマンは決して神ではない。どんなに頑張ろうとも、救えない命もあれば、届かない想いもある」 「大切なのは最後まで諦めないことだ」 あわわわ、泣きそう。 子供はウルトラマンたちから大切なことを教えられ、大人は思い出し、そしてノスタルジーに浸る。
- 某巨大掲示板の書き込みの
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- コスモスからウルトラにどっぷりの小1息子と今日、観てきた。
夜、息子が就寝前にポツリ。
「俺、『信じる力が勇気になる』って初めて分かったよ」
出来過ぎと思われるかもしれんが、作り話でもなんでもなくホントの話。
先週末、午後の回が2回とも売り切れで入れずショボーンだった息子を 一週間我慢させて連れて行った甲斐があったよ。
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に、大人はまた涙。
そりゃぁね、小さな小さなアラはあるよ。意地悪く見れば、いくらだってダメなところを見つけられる。物足りないと感じる部分もあるかもしれない(GUYSの扱いとか)。でもそれらがどうでもいいと感じてしまうくらい、素晴らしい出来だった。 遊びもたくさんあって、松永市長っていうか、管理官の着メロはナイトレイダーのテーマだとか。A(エース)っていうか北斗はヤプール大嫌いとか、ちょっと微笑ましい感じで目が細くなってしまう(笑)。 いやぁ、Aとタロウ見てよかったよ(全部見た気になっているが、北斗ひとりになってからは、実はほとんど見ていないダメAファン)。
とりあえず、 「今時ウルトラ兄弟ってどうよ」 とか 「観に行きたいけど、大人ひとりで恥ずかしい」 とか 「あとでDVDで…」 とか思ってるヤツ、損はさせない!今すぐ観に行け! 俺ももう一度いく(多分)!!
という事で、映画を見終わった後にわたしはUキラーザウルス、画伯はメビウスインフィニティのソフビを買いました(アホ)。 しかも正確にはUキラー買ってもらった。今年30歳のわたし。うははは。
2006-09-02 世田谷文学館「不滅のヒーロー・ウルトラマン展」
ギリギリ駆け込みになりそうななか行ってきた。多分ここで行かなければ行けなかっただろうから。 世田谷文学館の公式サイトでは
- 困難に立ち向かう勇気
仲間といる喜び
夢見る楽しさ
みんなウルトラマンから 教えてもらった
と書かれている。 ジンワリ。 http://www.setabun.or.jp/ultraman.htm
実はこの展覧会、前日まで用賀の世田谷美術館で行われているものだとばっかり思っていたのだが(苦笑)。 世田谷文学館のある駅前は、驚くほど何もない場所で、少々面食らう。行くまでの道も、驚くほど狭く、車道と歩道の区別がほとんどない上に、車がバンバン通る。 現地についてから昼食をとる予定が、駅前のパン屋のサンドウィッチを公園で食べることになったが、まぁそれも楽しい思い出。
文学館につくと、ウルトラマンのOPで有名な影絵があちらこちらに張ってあり、写真を撮る。 中に入ると、何故かブースカがお出迎え。当然のようにツーショットの写真を撮る(正確には撮ってもらう)。 チケットを買って展示室へ。 入り口にウルトラマンがあり、撮影OKになっていたので(展覧物は基本的には当然ながら撮影禁止)ウルトラマンとツーショット(当然同じポーズ)。 全体的に子供向けに出来ているのか、展覧物のキャプションに、文章を簡単にしたひらがなのキャプションもついている。 要所要所に撮影ポイントがあって、そこでは撮影が許されているので、そういった場所では写真を取りまくりつつ、DASH基地(オペレーションルーム?)の現物があったので、隊長席、エリー席に座り、当然撮影。 隊長の椅子、すわり心地いいな…(チッ、舌打ち)。 メトロン星人の和室があったりもして、目兎龍茶に目を奪われる(笑)。ずっと気になっているのだが、何味なんだろう?(目兎龍茶味だろ、とツッコまれる)。 全体的にこじんまりとした展示だが、会場の隅々からアットホームな雰囲気が伝わり好感触。 一階ロビーでは、何故かウルトラファイトが永遠流れていたので、ケラケラ笑ながら、それを見る。ナレーションが面白すぎる。すごい。 一緒に見てる周りの子供達も夢中(脳みそはわたしも5歳児程度だから夢中)。 展覧会のポスターを配っていたので、一部ずつ貰う。 帰りに近くのベンチで一服。 会場の暖かさを改めて噛み締める。
画伯の探し物、レオパルドンをゲットにしに、その足でそのまま新宿へ。 ウロウロするが手に入らず。もっともそんなにウロウロしてないが。 お腹がすいたので、ソバを食う。うまい。
実は、観にいった日から、大分日数がたってからこれを書いているので、ちょっと記憶が薄れてきている部分があるのも事実。 こういうことは、早めにメモしないとダメだな。 |